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夜景

神家は離れの客間

道路拡張工事に伴い、155坪あった土地が

95坪収用され残地60坪、しかも不整形な三角形の敷地。
かつて旧暦8月15日には、

最初にこの地に獅子舞を奉納し、

集落の中へ入って行ったという、
まさに集落の発祥の地である。
現在、獅子舞を奉納することは無くなったものの、

集落の行事等の拝み事は絶えない。
離れの神家には、ウコール(香炉)が7個も据えられ、

御拝み事の根元として地域に提供している。
更に、母屋の仏壇にも直系の先祖を拝む

2個のウコールが据えられている。
そのような歴史的背景を踏まえ、収用により激減したスペースに、
神家を残すことにより地域の行事を継承しつつ、
施主のプライバシーを守ることを最優先した上で、

2世帯住宅を創出している。

PHOTO GALLERYフォトギャラリー

  • 夜景
  • 母屋と神家を繋ぐウッドデッキ
  • 神家の仏壇
  • 神家とウッドデッキ
  • 母屋の居間
  • 居間からのD・K
  • 夜景ー2
  • 母屋の洗面化粧室
  • 2階のパブリックの雨端

INFORMATIONインフォメーション

種別
こだわりの家二世帯住宅狭小敷地RC壁体造
建築面積
111.18㎡
床面積
167.37㎡
敷地面積
60.2坪
構造
RC壁式構造 2階建て
竣工年月
2012年3月
エリア
八重瀬町
備考
 離れの神家は、母屋の母の部屋・居間とウッドデッキを介しバリアフリーで繋がっている。
又、勝手口から直接アプローチでき来客が自由に神家を訪れることができる。
 その他、仏壇を襖で隠すことにより用途が広がり、お客様をもてなす場にも一役担っている。