WORKS実績

多職種共用・切れ目のない医療・よりよい介護環境を目指す外勤職員の事務所 ※奥の壁材に飫肥杉の『琉球の壁』を採用し、リボスオイルを塗布

ゆずりは訪問看護診療所

首里の風光明媚な傾斜地にある住宅を

訪問診療・訪問看護・訪問介護・居宅介護支援事業事務所に改修した物件である。
医療・介護ともに24時間365日訪問体制を構築し、

患者や家族・地域社会を含め、

多職種と共用したフラットなチームを形成し、

そのチームで一人の患者をケアすることを目指す拠点を造る。

そのために、訪問診療所、訪問看護ステーション、

訪問介護ステーション、居宅介護支援センターを総集し、

患者や家族からの要望に対し、

俊敏にチーム編成・出動態勢が整えられることがこの施設の使命である。

1階には、患者や家族等からの問い合わせの対応や

医師や看護師・介護士・ケアマネージャーなど

専門職の職員の勤務状況を把握し配置体制の指示等をする内勤の事務所。

全ての職員が使用する休憩所(相談室・会議室兼用)。

その他、各業務に必要な機器や器具・消耗品等の保管庫、各種資料庫を備える。

また、2階においては医師のいる診療所を設けると同時に

外勤の職員の拠点としての事務所を置き、

医師と外勤職員とが即座に連携がとれる会議スペースを設ける。

その他、疲れを癒す職員のリラクゼーションルームや

屋外のベランダには、ウッドデッキの打合せスペースも設置した。

既設のベランダは、東面から南・西面まで連続してあり大半が屋根付きである。

また、そこには繁多川公園の小高い緑の丘を一望できる風光明媚な環境がある。

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  • 多職種共用・切れ目のない医療・よりよい介護環境を目指す外勤職員の事務所 ※奥の壁材に飫肥杉の『琉球の壁』を採用し、リボスオイルを塗布
  • 建物の南面(玄関ポーチ廻り)
  • 建物の南面(正面には繁多川の森が一望できる)
  • 内勤事務所(多職種共用・切れ目のない医療・よりよい介護環境を目指す)
  • 勤務状況を把握し配置体制の指示等をする内勤事務所 ※奥の壁材に飫肥杉の『琉球の壁』を採用し、リボスオイルを塗布
  • 奥行きのある棚は、各業務に必要な機器や器具・消耗品等の保管庫、各種資料庫
  • 職員が使用する休憩所(相談室・会議室兼用) ※床材には飫肥杉材を採用しリボスオイルを塗布
  • 女子トイレ手洗い場
  • 女子トイレ
  • 多職種共用・切れ目のない医療・よりよい介護環境を目指す外勤職員の事務所
  • ベランダにはウッドデッキの打合せスペース
  • 漆喰を塗り直した屋根瓦

INFORMATIONインフォメーション

種別
薬局・診療所
建築面積
208.96㎡
床面積
309.9㎡
敷地面積
186.8坪
構造
RCラーメン構造 2階建て(改修)
竣工年月
2019年10月(既設2001年増築)
エリア
那覇市
備考
多職種共用・切れ目のない医療・よりよい介護環境