無垢の杉材は柔らかく、足触りがいい。『杉材の床は知人のお宅で見て、お願いしました。夏はべたべたしないし、冬もひんやりし無くていいですよ』と夫人。
設計は、婦人の知人の設計士に依頼した。『以前からお付き合いがあって人がらもしっていたので、いろいろ希望を汲んでもらえるなと思ったんです』と夫人。『明るく風通しのいい家に』というのが第1希望だった。
住み始めて1年あまりが過ぎた。実感しているのが夏や冬の過ごしやすさ。夫人は、『夏は熱がこもらないし、冬は日も入ってくるので寒くないです。夏のクーラーも冬の暖房も使う回数が減りました』と笑顔を見せた。
(週刊タイムス住宅新聞 第1407号より)