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『建築士さんの考え方に共感する部分が多く、安心してお任せすることができました。最優先した要望は予算内に建てること。また、住宅ローンの借り入れ条件に定められた技術基準も重要でした』と施主さんは振り返る。

建築士から提案されたのは、建物の構造をはじめ、随所にコストダウンの手法を取りれながらも希望に叶う住空間を備えたプランでした。

木陰にいるような風の流れを室内につくり出すことで、エアコンの稼働を抑えた暮らしが可能になった。

『真夏日もエアコンの出番はほとんどなく、オール電化活用で、昨年の八月、九月の光熱費は八千円程度。因みにアパートで暮らしていたころは電気料金だけで1万5千円を超える月もありました』と奥様。

(週刊 かふう Vol.225より)